自治体のイベント企画に、マイクラの体験を入れるには
自治体が子ども・親子向けのイベントを企画するとき、マイクラ(マインクラフト)を入れる形は大きく3つです。
- イベント会場に体験ブースを出す(1日〜数日。来場した子どもが10〜15分ずつ遊ぶ)
- 講座・ワークショップを開く(定員を決めて、1〜2時間かけて作る・学ぶ)
- コンテストを開く(数か月かけて作品を募り、表彰する)
どの形でも、地元の町や施設をマイクラの中に再現し、課で伝えたいこと(防災・観光・まちづくり・環境など)を遊びに組み込めます。この記事では、形ごとの公開事例と委託の金額、企画のときに決めることを書きます。

3つの形と、公開されている例
| 形 | 期間 | 例 | 規模・金額 |
|---|---|---|---|
| 体験ブース | 1日〜数日 | 堺市:大阪・関西万博の会場で、古墳のワールドの体験会(3日間) | 来場2,756人、体験601人(堺市) |
| 体験ブース | 2日程 | 自治体の環境イベントで、マイクラブースが出した体験ブース(子どもがデザインした花が、その場でマイクラの世界に咲く) | のべ140名(事例) |
| 講座・ワークショップ | 1回 | 港区:教育版マイクラのワークショップの運営を委託 | 2,200,000円(随意契約。港区) |
| 講座・ワークショップ | 1日 | 自治体の教育委員会から委託された、マイクラブースの小学生向けプログラミング講座 | 小学3・4年生111名(事例) |
| コンテスト | 約1年 | 千葉県:建設業の魅力を伝えるマイクラのコンテスト | 上限 7,975千円(令和7年度、企画提案。千葉県) |
| コンテスト | 約1年 | さいたま市:3D都市モデルのワールドを使った、子どものまちづくり提案イベント | 契約 8,404,999円(令和8年度。さいたま市) |
千葉県のコンテストには、2025年の大会で次のように応募がありました。
県では、建設業に魅力を感じてもらうことを目的に、子どもたちを対象としたマインクラフトコンテストを開催し、9月30日まで作品を募集したところ、212件の応募がありました。
(千葉県の発表)
金額と委託の形は、マイクラの自治体事業:予算と委託の10例にまとめています。ワークショップ1回分の約110万円から、1年かけたコンテストの約1,180万円(上限)まで開きがあります。
どの形を選ぶか
| 決めたいこと | 体験ブース | 講座・ワークショップ | コンテスト |
|---|---|---|---|
| 届く人数 | 多い(通りがかりの親子) | 少ない(定員) | 応募した子ども |
| 1人あたりの時間 | 10〜15分 | 1〜2時間 | 数週間(家で作る) |
| 伝えられる深さ | 入口(知るきっかけ) | 深い(作りながら学ぶ) | 深い(自分で考えて作る) |
| 準備の期間 | 2か月前から(ワールドを新しく作る場合) | 2か月前から(同左) | 契約から表彰まで約1年(千葉県・さいたま市) |
| 向く催し | 既にある祭り・フェア・防災訓練の一角 | 夏休みの講座、学びの講座 | 年間の事業、シティプロモーション |
既にある催しに目玉を足したいなら体験ブース、学びの講座として組みたいなら講座・ワークショップ、1年かけて子どもに町を考えてもらいたいならコンテストが合います。
課ごとの使い方
| 課 | マイクラでやること | 詳しく |
|---|---|---|
| 防災 | 地元の町を再現し、浸水や地震のときの逃げ方を遊びながら学ぶ | マイクラで防災を学ぶイベント:自治体の例 |
| 観光・広報 | お城や名所を再現し、体験会やワールドの配布で知ってもらう | マイクラで観光PR:自治体など12の例 |
| まちづくり・都市計画 | 3D都市モデル(PLATEAU)で町を再現し、子どもが未来の町を考える | PLATEAUをマイクラで使う:自治体の例 |
| 環境 | 子どもが作ったものが、その場でワールドに加わる体験にする | 体験ブースの事例 |
企画のときに決めること
- 課で伝えたいこと:防災の逃げ方、観光地の魅力、未来の町など。遊びの中身(宝探し・クイズ・避難のゲーム)がここで決まる
- 形と人数:体験ブースか、講座か、コンテストか。当日の来場の見込み
- 再現するか:地元の町や施設を再現するなら、その制作の期間と費用が加わる。既存のワールドを使う形もある
- 端末:パソコンを持ち込むか、学校で配られたタブレットを使うか(教育版マインクラフトの導入が要る)
- 委託の仕方:金額が小さければ見積りによる随意契約、大きければ企画提案(プロポーザル)が多い
マイクラブースに頼む場合
マイクラブース(株式会社セカンドラボ)は、地図・3D都市モデル・現地の写真をもとに町や施設をマイクラの中に再現し、体験ブースや講座として運営します。
| 頼むもの | 目安(税別) |
|---|---|
| 施設や狭い範囲を再現したワールド | 30万円〜 |
| 町の一角を再現したワールド | 50万円〜 |
| 当日の運営(スタッフ3名・同時に体験5名まで) | 1日25万円〜 |
表示の金額は目安です。内容・規模・ご予算に応じてご相談ください。
まとめ
- 自治体のイベントにマイクラを入れる形は、体験ブース・講座やワークショップ・コンテストの3つ
- 既にある催しに足すなら体験ブース、学びの講座なら講座・ワークショップ、1年かけるならコンテスト
- 委託の金額は、ワークショップ1回の約110万円から、1年かけたコンテストの約1,180万円(上限)まで
課ごとの使い方は自治体の事業で使うにもまとめています。まずは無料でご相談ください。
この記事は、マイクラブース(運営:株式会社セカンドラボ)が書いています。公式の資料・公開されている情報と、私たちが行った講座・体験ブースの記録をもとにしています。
※ 2026年10月5日時点の内容です。制度や価格は変わることがあるため、最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
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