マイクラのワークショップを開くには
マイクラ(マインクラフト)のワークショップを主催するときは、テーマ、対象と人数、時間と回数、端末、スタッフ、費用の6つを先に決めます。
自治体の募集ページを見ると、決め方には型があります。中央区は「子どもの意見表明」を3回連続で、さいたま市と川崎市は「未来のまちづくり」を半日で開いています。この記事では、3つの例と、私たちが受託した小学生111名の講座を並べて、6つの決め方を書きます。
自治体のワークショップの例
| 自治体 | テーマ | 対象・定員 | 時間・回数 |
|---|---|---|---|
| 中央区(一般社団法人と協働) | 子どもの意見表明。区が決めたテーマを話し合い、マインクラフトで表して発表 | 小4〜高校生世代、30人程度(抽選) | 2時間×3回+成果発表会 |
| さいたま市 | 市を再現したワールドで、未来のまちをつくる | 小1〜中3、50名(抽選) | 4時間×1回 |
| 川崎市(企業の社会貢献チームと共催) | 市の課題を学び、「未来の川崎市」をつくる | 小1〜6年生、30組60名(保護者同伴、抽選) | 3時間30分×1回 |
どれも参加費は無料で、申し込みが多いときは抽選です。
決めること
1. テーマ
3つの例は、どれも「マインクラフトで何かをつくる」だけで終わらせず、自治体のテーマにつないでいます。川崎市の募集ページには、次のように書かれています。
こどもたちが川崎市の人口動態等の現状を踏まえたまちづくりの課題を学びながら、自らのアイデアをもとに、「未来の川崎市」をテーマに、人気ゲーム「マインクラフト」※でのまちづくりに取り組みます。
まちづくりのほかに、防災、観光、環境、子どもの意見を聞く場などがテーマになります。防災の例はマイクラで防災を学ぶイベントにまとめました。
2. 対象と人数
小学生だけか、中高生まで入れるかで、進め方が変わります。中央区は小4から高校生世代まで、さいたま市は小1から中3まで、川崎市は小学生と保護者の組で募集しています。
私たちが受託した講座は、小学3・4年生111名を、午前55名・午後56名の2部に分けて行いました(事例)。
3. 時間と回数
| 組み方 | 例 |
|---|---|
| 1回で終える(2〜4時間) | さいたま市(4時間)、川崎市(3時間30分) |
| 何回かに分ける | 中央区(2時間×3回+成果発表会) |
| 授業のようにコマで区切る | 私たちの講座(40分×3コマ、コマの間に10分休憩) |
さいたま市は、当日の流れも公開しています。オープニングのあと、アイデアを出す時間(25分)、マインクラフトで作る時間(2時間)、成果を共有する時間(30分)の順です。作る前に考える時間を取り、最後に発表して終える組み立ては、1回で終える形でも、何回かに分ける形でも同じです。
4. 端末
端末をどちらが用意するかを決めます。さいたま市は、参加者がマインクラフトの入ったパソコンやタブレットを持ってくる形で、市立の小中学校で配られている端末も、学校のルールに沿って持ってきてよいとしています。ワールドのデータは、参加者が事前に取り込みます。
私たちの講座では、主催者がすでに子どもに配っていた iPad(教育版マインクラフトが入ったもの)を使いました。端末を持ってこられない子がいる場合や、ワールドをその場で配る場合は、主催者側で台数を用意します。
5. スタッフ
子どもがつまずいたときに、すぐ手伝える人数を置きます。さいたま市は、市立小中学校の教員などがサポーターに入る予定としています。私たちの講座は、各部55〜56名に対して講師14名で行いました。講師1名に子ども4名ほどです。
6. 費用
自治体の例はどれも参加費が無料で、費用は主催する側が持っています。マイクラブースに頼む場合の目安は次のとおりです(税別)。
| 頼むもの | 目安 |
|---|---|
| まちや施設を再現したワールドを新しく作る | 30万円〜(再現する範囲によって変わります) |
| 当日の運営(スタッフ3名・同時に体験5名まで) | 1日25万円〜 |
講座の形で大人数を受け持つ場合は、人数とコマ数に合わせてお見積りします。表示の金額は目安です。内容・規模・ご予算に応じてご相談ください。くわしくはメニューと料金をご覧ください。
まとめ
- マイクラのワークショップは、テーマ、対象と人数、時間と回数、端末、スタッフ、費用を先に決める
- 自治体の例は、まちづくりや子どもの意見表明など、自治体のテーマにつないでいる
- 1回で終えるなら2〜4時間、回を分けるなら2時間×数回。作る前に考える時間と、最後の発表を入れる
自治体の事業での使い方は自治体の事業で使うにもまとめています。まずは無料でご相談ください。
この記事は、マイクラブース(運営:株式会社セカンドラボ)が書いています。公式の資料・公開されている情報と、私たちが行った講座・体験ブースの記録をもとにしています。
※ 2026年9月27日時点の内容です。制度や価格は変わることがあるため、最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
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